小野寺優元の新着情報

【作品コンセプト】
人間はかなり古い時代からwedge(クサビ)を用いて来た。クサビの用途には、岩石や木材の目に沿って打ち込み意図的に分割する使い方と、木材の接合部分に打ち込みしっかりと固定させるという正反対の用途がある。
古代の寺社建築においては、地震の時、クサビで固定されている部分が弛み、柱や梁の破砕を防ぎ結果的に建物の倒壊を回避するという役割もある。
さらに、前方後円墳の基本構造をみたとき、古代人は異文化と融合する際にクサビを打ち込むイメージを想起していたかもしれないことが推測される。

【語源】
結婚を意味するwedという語には結びつけると言う意味がある。

【石材】
・アルビノピンク（ブラジル産）
・緑泥片岩（埼玉県ときがわ町産）

【鑑賞方法】
・作品は砂に埋もれています。
・ヘラやハケで砂をかき分け、作品を掘り出して下さい。
・作品を観た後は、砂を元の状態にもどして下さい。


----------------------------------------------
Legion展　（国際野外の表現展2021小作品展）
こまめにArtを
2021年4月7日～17日
会場：art gallery & Legion　https://legion.jp​
----------------------------------------------

2021年3月5日、6日、7日、12日、13日、14日、12:00-18:00
川越･三番町ギャラリー　
川越市南通14-3、三番町ハウス103

アーティストトーク
3/6、3/13　15：00